カフェ・ラックスと私

 

<PROFILE>

石井義浩(イシイ・ヨシヒロ)
出身地:大阪市
高校生の時、家族とアメリカに移住。
30年間ロサンゼルスで日本語メディア会社を経営。
2016年セミリタイヤ、現在ロサンゼルス郊外でイベントセンターを経営。
趣味:サッカー、ボールルームダンス、ハンドドリップコーヒー。
A型。さそり座。

 

 

<カフェ・ラックスと私>

カフェラックスの社長ゲイリーと初めて会ったのが約5年前。

彼は当時郊外に3軒ほどのカフェを展開していた。

この店はちょっと変わっている。Wi-Fiが一切無い。

大手コーヒーチェーンなど店内でゆっくりと携帯やPCを触りながら

時間をつぶすお客が多いのが当たり前の時代に店内にWi-Fiを入れていない。

理由を聞くと「うちの店はコーヒーと会話を楽しんでもらう店。Wi-Fi

ないとみんな会話を始めるから」と聞いて感心した。

 

その時に入れてくれたのが、現在ベストセラーのモンテネロ。

ハンドドリップで入れてくれたそのコーヒーを飲んだ時の衝撃は

今でも覚えている。それまでもコーヒーは毎日欠かさずに飲んでいた。

色んなブランドのコーヒーも試してきた。

思わず「何でこんなにおいしいの?」と聞いたら、「さっきローストしたばか

りだからだよ。毎日世界中から最高品質のコーヒー豆を仕入れてるから」とあ

っさり。

注文を受けてからローストし、賞味期限を2週間と設定していると聞いて

さらに驚いた。「コーヒー豆に賞味期限があったんだ!」

早速このコーヒーを購入し、毎日飲み始めた。ハンドドリップの入れ方もゲイ

リーから直接教わった。

気が付いたらこの5年間毎日このコーヒーを飲み続けている。毎日飲んでも全

然飽きないどころか、毎日美味しく思う。

 

アメリカに住む友人が日本へのお土産を探していたので、このコーヒーを勧めた。

持って帰りご家族、友人などに配ったところ、皆口を揃えてうまさを絶賛したそうだ。

今では友人が日本に帰る時には必ずこのコーヒーを大量に持って帰る。

友人は「私が帰ることより、コーヒーが来ることを楽しみにしている」とぼやいている。

そんな日本のコーヒーファンから日本からオーダーできるようにして欲しいと

の要望が多く寄せられた。友人が帰って来るのを待てないとのこと。

 

そんなカフェラックスのコーヒーを日本に送りたいとゲイリーに話したところ、

「いいよ。ヨシがやってくれるなら」と快諾。このウェブサイトを作ることになった。

是非、日本のコーヒーファンの皆様にロサンゼルスを代表するこのコーヒーを

味わっていただきたい。

またアメリカに住んでいる方にも。

 

今日現在カフェラックスはカリフォルニア州内の高級住宅街を中心に6店舗を

運営。その全ての店にWi-Fiはない。

あるのは連日訪れる多くのコーヒーファンと笑いあふれる会話だけ。